Livote

OBS と配信の設定ガイド

配信画面に投票結果を重ねるための手順です。Livote 側にインストールするものはありません。OBS の「ブラウザ」ソースに URL を 1 本貼るだけです。

Zoom・Teams・Meet に映す方法と、メンバー限定で使うときの注意もまとめています。

先に必ず直す 2 つの設定

OBS のブラウザソースのプロパティを開き、次の 2 つのチェックを外します。

ここだけは飛ばさないでください。オンにしたままだと、シーンを切り替えるたびに接続が切れ、数字が出るまで間が空きます。

  • 表示されていないときにソースをシャットダウン — オフ。オンだと、シーンを切り替えた瞬間に接続が切れ、戻したときに接続からやり直しになります。
  • シーンがアクティブになったときにブラウザを再読み込み — オフ。オンだと、シーンを戻すたびにゼロから読み直します。

どちらもオフなら、裏のシーンにいる間も接続が生きたまま集計が流れ続け、シーンを戻した瞬間に最新の数字が出ています。

確かめたいときは、オンにした状態でシーンを 2 回切り替えてみてください。戻ったときに画面が一瞬空になります。

ブラウザソースを追加する

OBS にインストールするものはありません。コンソールに表示されている「OBS に置く URL」をブラウザソースに 1 本貼るだけです。

  • ソースの「+」から「ブラウザ」を選ぶ
  • 名前を付ける(例: Livote 投票)
  • URL に、コンソールの「OBS に置く URL」に表示されている URL をそのまま貼る
  • 幅 1920、高さ 1080 にする
  • 「先に必ず直す 2 つの設定」のチェックを外す
  • カスタム CSS は空にするか、既定のままにする

透過は何もしなくても効きます。ページが背景色を持たないので、OBS がそのままアルファ合成します。クロマキー(色抜き)はかけないでください。縁が汚れるだけです。

背景が黒くなる場合は、たいてい下に別のソース(黒い色ソースや背景画像)が敷かれています。

1920×1080 で読み込んだあと、OBS 上で好きな位置とサイズに動かせます。画面いっぱいに置く前提ですが、縮めても崩れません。

Free プランでは、グラフのブロックの下に小さく livote.app が入ります。有料プランでは出ません。プランを上げたあとは、ブラウザソースを読み込み直すと消えます。

グラフの形と置き場所

グラフの形(棒・折れ線・円)と出し方(帯・全画面)は設問ごとに選べます。イベント編集で設問を選び、「見せ方」で変えます。

グラフの位置と大きさは、イベント編集のデモでグラフをつかんで動かして決めます。カメラに映る顔や、ゲームの表示にかからない場所に置いてください。

OBS に置く URL は 1 本だけです。形や位置を変えて保存すると、読み込み直さなくても OBS の画面にすぐ反映されます。

画面の言語はイベントの設定に従います。視聴者に合わせて固定したいときは URL の末尾に ?lang=ja / ?lang=en / ?lang=zh-TW / ?lang=ko を足してください。

視聴者の入り方

配信画面のグラフの下に、参加の QR と URL が出ます(「お待ちください」と投票中だけ)。テレビやパソコンで見ている人は QR を読み、スマホで見ている人は URL を打つか、チャットのリンクから入ります。

  • コンソールの「チャット用の文をコピー」で、チャットに参加 URL を貼る。固定メッセージにしておくと、途中から来た人も入れます
  • 参加コード(8 桁)を読み上げる。参加 URL の /j までを開くと、コードを打つ画面が出ます
  • 自分で QR の画像を置いているなら、イベント編集の「共通設定」で「参加の案内」を「出さない」にする

ブラウザソースをいつものシーンに置いたままにするなら、「共通設定」の「お待ちください」の画面を「何も出さない」にしてください。投票を始めるまで配信画面には何も映りません。

配信の遅れと締め切り

視聴者の画面は、配信者の画面より数秒〜20 秒ほど遅れて届きます(YouTube の「通常の遅延」だと 15 秒以上)。スマホの投票は遅れずに届くので、配信ではまだ残り時間が出ているのに、スマホではもう締め切られている、ということが起きます。

  • 締切の秒数は 60 秒以上にする(遅れて投票を知った人のぶんまで待つ)
  • YouTube Studio の配信の設定で、遅延を「低遅延」か「超低遅延」にする
  • 締め切る前に「あと 10 秒」と声をかける

投票を始めたことも遅れて伝わります。始めてすぐに締め切らず、コメントの反応を見てから締め切ると取りこぼしが減ります。

URL の取り扱い

この URL は読み取り専用です。ここから投票を締め切ったり、結果を書き換えたりはできません。

ただし、URL を知っている人は誰でも同じ画面を見られます。配信者の PC にも平文で残ります。

画面共有やスクリーンショットに、OBS の設定画面(URL が映る画面)を映さないでください。

漏れたと思ったら、イベントを複製して新しいイベントで配信してください。複製すると参加コードと OBS の URL が作り直されます。

Zoom・Teams・Meet に映す

OBS の仮想カメラを使います。

  • OBS で、上のブラウザソースを含むシーンを作る
  • OBS の右下の「仮想カメラ開始」を押す
  • Zoom / Teams / Meet の映像設定でカメラを「OBS Virtual Camera」に切り替える

仮想カメラは映像なので、透過は乗りません。Zoom 側には OBS のシーンがそのまま映るので、自分のカメラ映像を下に敷いたシーンを作っておいてください。

初回は OS が仮想カメラの利用許可を求めます。本番当日ではなく、事前に 1 回通しておいてください。

Zoom 側のミラー(左右反転)が有効だと、文字が反転して見えることがあります。「マイビデオをミラーリング」を外してください。

メンバー限定で使う

YouTube のメンバーかどうかを Livote が確かめる機能はありません。代わりに、配信そのものをメンバー限定にして使います。

  • 配信を YouTube のメンバー限定(Twitch ならサブスク限定)にする
  • 参加の QR と URL は配信画面にだけ出す。SNS や概要欄には貼らない
  • 設問ごとに「投票開始」から「締め切り」までを短くする(数十秒)。受け付けるのはその間だけなので、QR が外に漏れても影響が小さくなります

1 人 1 票は端末ごとの判定です。シークレットウィンドウや別の端末を使えば 2 回目の投票ができてしまうため、賞品や順位の決定のように厳密さが要る用途には向きません。

うまくいかないとき

エラー画面は出ない設計です。通信が切れても直前の表示を保ったまま、右下に控えめな「再接続中」が出るだけです。

  • 何も表示されない — URL が合っているか、コンソールでイベントが終了になっていないかを確かめる
  • 一度出たあと固まった — 画面は直前の状態を保持します。右下に「再接続中」と出ていれば自動で戻るので、放置してかまいません
  • シーンを戻すと毎回空になる — 「先に必ず直す 2 つの設定」のチェックがオンのままです。オフにしてください
  • 背景が黒い — 下に別のソースが敷かれています。クロマキーはかけないでください
  • 文字が読みにくい — イベント編集の「共通設定」にある「グラフの背面」で色を選び、グラフの後ろに板を敷く(新しく作ったイベントには、はじめから紺の板が敷いてあります)。透過のまま使うなら、字の太い Pop か、縁の光る Neon が読みやすい
  • 数字が更新されない — 参加者が投票しているか、コンソールの状態が「投票開始」になっているかを確かめる
  • 文字が四角(豆腐)になる — OBS が古い可能性があります。OBS 28.0 以降を使ってください

OBS 28.0 以降が必要です。同梱のブラウザが Chrome 103 相当以上であることが条件で、OBS 27.x では表示が崩れるか何も出ません。

本番前のチェックリスト

  • ブラウザソースの 2 つのチェックを外した
  • 1920×1080 で読み込んだ
  • 透過して配信画面に重なっている(クロマキーはかけていない)
  • シーンを 2 回切り替えて戻し、数字がそのまま出ていることを確認した
  • コンソールの「リハーサルする」でテスト投票を 1 票入れて、数字が動くことを確認した(リハーサルを終えると票は消えます)
  • 仮想カメラを使うなら、OS の許可を事前に通した
  • OBS の設定画面(URL が映る)を配信や画面共有に載せていない